部屋に置く家具の大きさも考慮して広さを決める

ゆとりのある広さで設計する

注文住宅を建てたものの、思ったよりも間取りが狭く感じるというケースが、実は少なくありません。そのような失敗に陥る要因のひとつに、家具の配置について熟慮しなかったことが挙げられます。ベッドやソファー、タンスなど、生活に必要な家具を置いていくと手狭に感じられてしまいますので、ゆとりのある空間にしたい場合は、置きたい家具のことも考えながら間取りを決めていくようにしましょう。また、設計を依頼する会社によっては、3Dのシミュレーションにも対応してもらえることもあるため、実際に家具を配置するとどのような環境になるのか確認をさせてもらうのも良いかもしれませんね。あらかじめ置きたい家具のリストをまとめておくと、より詳細なイメージを掴めるはずです。

造作家具という選択肢

すでに所有している家具を新築で使うのも良いのですが、注文住宅だからこそ造作家具を選択するというオーナーも多いです。後から家具を入れる場合ですと、どうしても手狭になったり散らかって見えたりすることから、最初から住まいと一体になった家具を造り付けるという選択肢も好まれているのです。造作家具を選べるのも注文住宅の良いところですし、全体に統一感が生まれることで見た目にもスタイリッシュな雰囲気がプラスされるでしょう。また、細かくオーダーをすることが可能で、棚の数や用いる素材、サイズなども思いのままです。さらには造り付けることで耐震性がアップし、地震の時にも倒れる心配がありません。間取りにもゆとりをもたらしてくれる設備ですので、注文住宅購入の際には検討をしてみてはいかがでしょう。