部屋の用途に合わせてコンセントを設置する

コンセントが足りなくなりがちな部屋は?

電源を必要とする家電の数が多い現代。コンセントはできるだけ多く作っておいた方がいい設備です。とはいえ、無尽蔵に増やせる訳ではないので、部屋の用途や使用する家電を具体的に考えて設置していくようにしましょう。まずは玄関や廊下です。お掃除ロボットの充電や電気自転車の充電など、以外にコンセントが必要になる場面が多い場所です。後で足りなくなることがないよう、手持ちの電化製品と相談しながら考えましょう。リビングはコンセント不足になりやすい場所。テレビやゲーム機器、オーディオなど電化製品が増えていくので、多めに設置するのがおすすめです。また、大型の家具は予め置く場所を決め、それに合わせてコンセントの位置を調節しましょう。

将来を考えて数を決めるのが吉

子供部屋も、コンセントを多く設置したい場所です。子供が小さい間はあまり必要性を感じないかもしれませんが、大きくなるとパソコンを持ったり、タブレットやスマートフォンの充電に必要になります。コンセントが足りないからとたこ足配線を行うと、漏電や火災の原因になるため危険です。今だけではなく将来のことも考えた上で数を決めていきましょう。年を取ることで生活スタイルが変わるのは大人も同じ。寝室はコンセントがいらないと思いがちですが、高齢になったとき夜トイレに行くためのフットライトや、介護のための電動ベッドが必要になるかもしれません。家を建ててからコンセントを増設するのはお金がかかります。家を建てる前の段階で、必要な数を確保しておきましょう。